骨密度と筋力は比例する?
【骨密度に不安のある方へ】
「年齢とともに骨が弱くなってきた気がする…」
「転んだら骨折しそうで不安」
40代・50代以降になると、こうした不安を感じる方はとても多くなります。
骨は一度つくられたら終わり、というものではありません。
実は骨は日々入れ替わりながら、使われ方によって強さが変わる組織です。
その骨にとって大切なのが「筋肉からの刺激」です。
■筋肉を動かすことが、骨を守ることにつながります
筋肉は動くときに骨を引っ張ります。
この刺激が「この骨はまだ必要だよ」という合図となり、骨をつくる働きが活発になります。
特に、お尻・太もも・ふくらはぎといった下半身の筋肉は大きく、
ここをしっかり使うことで骨にも良い刺激が入りやすくなります。
スクワットやイスからの立ち座り、かかとの上げ下げといった動きは、
骨密度が気になる方にも取り入れやすい運動です。
■骨密度対策は「転ばない体づくり」も大切
骨密度が低下すると怖いのは、
転倒 → 骨折 → 長期間動けなくなる という流れです。
筋力トレーニングを続けていると、
・足腰が安定し、転びにくくなる
・バランスが取りやすくなる
・万が一転んでもダメージを受けにくくなる
といったメリットがあります。
また、筋肉がある程度保たれていると、
もしケガや安静期間があっても、回復が早い傾向があります。
■「激しい運動」は必要ありません
骨密度を高めるために、きつい運動をする必要はありません。
大切なのは、
・重力がかかること
・筋肉をしっかり使うこと
・無理なく続けられること
ウォーキングや水泳、ストレッチも健康にはとても良いですが、
骨への刺激という点では、筋肉を使う運動を少し加えることが効果的です。
■今からでも遅くありません
骨密度は年齢とともに変化しますが、
「動かさない」ことが一番のリスクになります。
週1回でも、少しずつでも、
筋肉を使う習慣を身につけることが、
将来の安心につながります。
「骨を守るために筋肉を使う」
そんな意識で、無理のない運動を続けていきましょう。