こんにちは!スモールジムフレアー代表の小野寺幸太郎です。
青森も暑い日が続いていますね。35度を超えるような日もあって、身体にこたえます。気温の高い日が続くと、どうしても体力が奪われたり、寝苦しくなったりして、体調を崩してしまう方も多いように感じます。
夏や冬といった季節の変わり目は、体調管理がとても難しい時期です。でも、そのたびに体調を崩してしまっていては、日常生活に支障が出てしまいますよね。
仕事や家事、育児など、忙しい毎日を元気に過ごすためには、季節の変化に負けない「強い身体」をつくることが大切です。気候に左右されない体力や健康を身につけていくことが、日々を快適に過ごすコツになります。
先日、ジムに来てくださっているメンバーさんと雑談をしていた時に、こんな話がありました。
「夏はやっぱり、暑いからシャワーだけで済ませちゃうよね~」
たしかに、気温が高いとお風呂にお湯を張るのも面倒に感じますし、湯船につかると余計に暑くなってしまいそうな気がしますよね。その気持ち、本当によくわかります(笑)
でも、身体の健康を考えると、やっぱり「夏でも湯船につかってほしい」というのが私の本音です。
なぜ湯船につかるのが良いかというと、ひとつの理由は「血流をよくすること」にあります。
血のめぐりが良くなることで、身体に酸素や栄養がしっかりと行き渡るようになります。また、筋肉や関節にたまった疲れや炎症を回復しやすくなったり、免疫力が高まったりと、いいことがたくさんあるんです。
人間の身体は、血液が全身をめぐることで健康が保たれています。つまり、血流が悪くなると栄養や酸素がうまく届かず、疲れや不調の原
因にもなってしまいます。だからこそ、日ごろから血流を良くすることを意識していく必要があるんですね。
また、湯船に浸かることは「よい睡眠」をとるためにも役立ちます。睡眠の質を高めるためには、眠る2時間ほど前にお風呂に入るのが理想的です。たとえば、23時に寝る人であれば、21時くらいまでにはお風呂から出ておくといいですね。
お風呂で身体の深部の体温(深部体温)がいったん上がると、その後、体は自然と体温を下げようとします。深部体温がゆっくりと下がるタイミングで、眠気がやってくると言われています。
この体温の変化が自然な眠りに入りやすくしてくれるのです。シャワーだけでは、この体温の変化が起こりにくいため、どうしても眠りが浅くなったり、寝つきが悪くなったりすることがあります。湯船に浸かることは、ぐっすり眠るための「準備」として、とても効果的なんですね。
そして、良質な睡眠がとれるようになると、日中の集中力が上がったり、疲れが残りにくくなったりと、生活の質もグッと良くなります。
また、しっかりと眠れるようになることで、代謝もよくなり、ダイエットにもつながっていきます。運動や食事だけでなく、「睡眠」や「お風呂」といった日常生活の中の小さな習慣が、実は健康づくりや体づくりにはとても重要な要素なんです。
「健康で元気な毎日」は、特別なことをするのではなく、こうした基本的な生活習慣を少しずつ見直していくことで手に入るものなんですね。
ですから、暑い日が続く今の時期でも、シャワーだけで済ませずに、ぜひ一度湯船に浸かってみてください。最初は面倒に感じるかもしれ
ませんが、身体の軽さや睡眠の質の変化を感じていただけると思います。
それが、今よりもっと元気な毎日につながっていくはずです!ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。これからも、みなさんの健康づくりに役立つ情報を、やさしくわかりやすくお届けしていきますね。それではまた、お会いしましょう!
