こんにちは!スモールジムフレアー代表の小野寺幸太郎です。
今回は、「寝ているときに足がつって目が覚めてしまうのですが、どうすればよいでしょうか?」というご質問をいただきました。
特に女性の方から多く聞くのですが、「足のむくみ」や「冷え」に悩まされている方は、寝ている間に足がつりやすい傾向があります。夜中に急に足がつって目が覚めると、本当に痛いですし、その後なかなか寝つけなくなってしまうこともありますよね。睡眠の質にも大きく影響するため、できるだけ早く改善したいところです。
まず最初におすすめしたいのが、「寝る前にふくらはぎのストレッチを行う」ことです。
足がつる、つまり筋肉が痙攣する主な原因として「水分不足」が挙げられることが多いですが、実はそれ以上に「血流の悪さ」が深く関わっているケースが多いのです。血液の流れが滞ることで筋肉が硬くなり、睡眠中に急に収縮してしまうのです。
以下のような生活習慣に心当たりがある方は、特に注意が必要です。
-
日頃から運動不足である
-
一日の中で歩く時間が極端に少ない
-
長時間座りっぱなし、または立ちっぱなしのことが多い
-
気づけば水分をあまり摂っていない
-
身体が硬く、柔軟性に乏しい
これらに一つでも当てはまる場合、日常的に血流が悪くなっている可能性が高いです。
まずは、日々の生活の中で「歩く習慣を取り入れる」「週に一度は運動する」など、少しずつ運動の頻度を増やしていくことが大切です。そしてそれと同時に、特に寝る前にふくらはぎをしっかりストレッチしてあげることで、局所的に血流を促進し、足がつりにくい状態を作ることができます。
ストレッチは激しい運動とは異なり、身体への負担も少なく、普段あまり身体を動かしていない方でも安心して取り組めるのが魅力です。特にふくらはぎのストレッチは、下半身の血流を整えるのにとても効果的です。
おすすめのやり方としては、足を前に伸ばし、タオルやバンドなどを使ってつま先を手前に引き寄せる形です。慣れてきたら、写真のように少しつま先側をしっかり覆うようにすると、ふくらはぎへのストレッチ感がより強くなり、効果も高まります。
ぜひ今日から、寝る前の数分を使って実践してみてください。継続することで、きっと夜中の足のつりが改善され、ぐっすり眠れるようになると思いますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。それではまた次回!
